「残薬があれば遠慮なく医師にお伝えください」
精神疾患に伴う症状は人それぞれ異なり、処方された薬の効果も個人差があります。そのため、残薬が出ることはよくあるケースです。患者さんが治療の一環として薬を処方された場合、時にはその薬を全て使い切れないことがあります。これを「残薬」と呼びます。
1. 残薬の理由
・副作用が強かったため減量や変更した
・症状が改善したので減らした
・服薬を忘れがちだった
・効果があまり感じられなかった
2. 医師に残薬について正直に伝える
残薬の理由を医師に正直に伝えることは大切です。
医師は症状の変化や体調を確認し、より適切な治療を提案してくれます。
患者さんの状態により、
処方の中止や他のお薬に変更したり、
服薬時間を変えてもらったり、
時々服薬するように服薬のタイミングを変更したりとさまざまです。
また、残薬を隠したり無断で服薬を中止したりすると、次の処方が的確に行えません。
「残薬があれば遠慮なく医師にお伝えください」
この一言には、患者さんと医師との間に信頼と理解を築く力があります。
健康を取り巻く疑問や不安について、遠慮なくご相談ください。
共に歩むことで、より良い治療成果を目指しましょう。