2017年2月16日に埼玉県三芳町のアスクル倉庫にて大規模な火災が起こり、約7日間にて火災鎮圧となりました。
先日、産業医の仕事として災害と医療との関連を資料にして顧問先で講義を行ってきました。
産業保険の動きは緊急対応期では救命が主ですが、初期対応期から復旧に向けては、主にメンタルケアが中心となっています。また急性ストレス障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)のリスクが高くなることが予想されます。
今回の火災は決して対岸の火事ではないため、避難経路の確認、避難訓練や危機管理マニュアルの見直しなどの対策が必要になるでしょう。
追記
2017年2月28日で鎮火したそうです。また鎮圧とは消火活動により火災の勢いを弱くした状態であり、鎮火とは火災が消火され、消防隊による消火活動が必要となくなった状態をさします。