寝酒はダメ!アルコールについて
4月に顧問先でアルコールについての講義をさせていただきました。
アルコールは適量を飲む分には問題ないとされています。
アルコールの適量とは?ということですが、単純にお酒を飲んだ量で判断するのではなく、
その中に含まれている純アルコールの量から判断します。
純アルコール量(g)=摂取量(ml) × 度数または % / 100 × 0.8(比重)
また国際基準で純アルコール10gを1ドリンクと呼び、2ドリンク以下がアルコールの適量と呼ばれています。
2ドリンクはどのくらいの量かというと、ビールなら500ml、日本酒なら1合(180ml)、ワインは1/4本(180ml)です。
2ドリンク以上飲んだ場合も含めて、休肝日も積極的につくりましょう。肝臓を休めるだけではなく、飲まない日を作ることによって、1日の平均を2ドリンク以下に近づけるためです。
また、眠るために寝る前にお酒を飲むこと(寝酒)は厳禁です。
理由としては寝つきはよくなりますが、熟眠感は少なくなり、
早朝覚醒や中途覚醒といった睡眠不足となるためです。
飲み過ぎは肝臓やすい臓などの臓器に影響を及ぼしますし、
アルコール依存症になる割合が高くなります。
寝酒は良い睡眠は得られないと理解していただき、量を減らし、飲む時間を早め、休肝日を作っていただきます。
それでも不眠があるなら睡眠薬を使う可能性が高くなります。
お薬を飲まれている方はアルコールは飲まない方がいいです。
ただ忘年会や新年会、接待やおつきあいがある場合はなるべく控えめに、とお伝えしています。
1日2ドリンク以下。休肝日を作って、寝酒はしない。
これらを守れば、アルコールと上手にお付き合いできるのではと感じます。