曇りの日が続くと「なんとなく元気が出ない」理由

最近、「なんとなく元気が出ない」「やる気が起きない」と感じる日が増えていませんか?

それ、実は天気が関係しているかもしれません。

曇りの日が続くと、私たちの脳内で「セロトニン」という物質が減少しやすくなることが分かっています。セロトニンは、気分や意欲、睡眠などに関わる大切な脳内の神経伝達物質。太陽の光を浴びることで分泌が促されるため、日照時間が少ない季節や天気が悪い日が続くと、その分、セロトニンが不足してしまいやすいのです。

「気分が沈む」「元気が出ない」といった状態は、このセロトニンの低下が関わっている可能性があります。

そんな時は、できるだけ窓際で過ごす、短時間でも屋外に出てみるといった工夫をしてみてください。実際の太陽が出ていなくても、自然光を浴びるだけで脳はある程度の刺激を受け取ります。また、午前中に光を浴びることで体内時計が整いやすくなり、夜の眠りにも良い影響が出るといわれています。

たとえば:

朝食を窓際でとる

通勤や通学で少し遠回りしてみる

雨が降っていなければ、5分だけでもベランダに出てみる

気分の落ち込みは、天候や環境の影響を強く受けるもの。

「怠けているわけじゃない」と自分に優しく声をかけながら、少しずつ整えていきましょう。

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連休明け、気が重いのは「怠け」ではありません