♪音楽を演奏することは脳に良い?聴くだけでも良いらしい!

♪音楽を演奏することは脳に良い?聴くだけでも良いらしい!

趣味で音楽を演奏する方は多いと思いますが、どうやら脳に良いようです。

その元となる作曲はは、脳は音と視覚を同時に調整するだけでなく、

細かい運動制御、集中力、想像力も同時に働かせなければなりません。

プロの音楽家は、そうでない人に比べて、脳の特定の領域における灰白質(思考、運動、記憶に関わる神経組織)が多いことが分かっています。

♪ 音楽は全脳トレーニング

楽器演奏は、実はかなり高度な作業です。

  • 手を動かす(運動)

  • 音を聞く(聴覚)

  • 楽譜を読む(視覚・言語)

  • リズムを保つ(注意・実行機能)

  • 感情を込める(情動)

つまり、脳の複数領域を同時に使う作業です。

このため、研究では

  • 灰白質(思考や記憶に関わる部分)の増加

  • 実行機能(段取り力・問題解決力)の向上

  • 記憶力の改善

などが示唆されています。

また、楽器を演奏すると、快感や報酬を処理する脳の辺縁系が活性化します。

集中しているときは、痛みを和らげる幸福ホルモンであるエンドルフィンが分泌されます。

バンド、オーケストラ、合唱団での演奏はストレスを軽減し、社会的な絆を深めます。

継続的なトレーニングはアマチュアだけでなくプロにおいても脳の再編成と相関関係があることがわかっています。

(脳の再編成(神経可塑性)とは、経験や学習、障害回復に伴い、神経細胞のつながり(回路)を書き換える能力です。)

♪認知症予防との関係

高齢者の研究では、

  • 楽器を続けている人は認知機能の低下が少ない(言語性ワーキングメモリと灰白質容積の低下の抑制と関連)

  • 音楽をよく聴く人は認知機能低下リスクが36%低い

といった結果も報告されています。

音楽を演奏したことがあった方は久しぶりにやってみるのはいかがでしょうか。

演奏する機会がない方でも聴くだけで効果が期待できそうです♪

参考

Is playing music good for the brain?(The Economist)

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